海のごはん こころ旅

いろんなところに旅してる  心に残る風景を記録したい

もっと見てみて 2017年 こころ旅

ベスト10だけでは 物足りないあなた
た~くさん 他にも写真あります
ほんと綺麗だったんで こちらから頭を下げて「見てください」だ^^


いくつもの風景
僕はワクワクしながら シャッターを押したんだよね
ほんとアイフォン写真も捨てたもんじゃない^^



う~~んタイトルは「2017年ここもよかったよ!」にしとこ^^



それじゃ

■佐賀県藤津郡太良町 海中鳥居


有明海に向かって赤い鳥居が並ぶ。ちょうど干潮のため先まで歩いていけた。
普段は海の中に立つ珍しい鳥居だ。
打ち捨てられた牡蠣や貝の殻をギシギシ踏みしめながら、潮の香りを満喫する。
ちょうど春の陽が心地よかった^^



■大分県大分市河原内  天面山からの夜明け


大分市へ行く途中 車中泊した。夜中 雨の音がした。
静かな朝 車の外には雲海や霧雲がたなびいている。清々しい朝の空気が気持ちいい。
東側の夜明けを待っていると、天国に導かれそうな太陽の光に射された。
夜明けの写真はいつも静けさの中だ。




■奈良県宇陀郡曽禰村 曽禰高原亀山


トレッキングは簡単に登れる山しかいかない(笑)
夏の草原は風の足跡が みどりの草を揺らす。
遠くにハイキングに来た小学生達のはしゃぐ声が聴こえる。
どこまでも抜けてゆく空間。風に乗っていけそうな気がした。





■福井県三方上中郡若狭町  熊川宿


大雪の日に車を走らせた。想像以上に大雪だった(笑)
屋根の上には1mほどの積雪。九州育ちの僕には信じられないほどだ。
昔の面影を残した熊川宿。若狭と京都を結ぶ山の中にあり鯖街道とも呼ばれてる所だ。
モノクロームの世界はどこかさみしかった。






■滋賀県長浜市湖北町  湖北水鳥公園


琵琶湖を一周してみた。さほど有名でない所をくまなく見た。
あいにく天気は曇り空。ここからの夕陽はきれいなんだろうな。
海と違ってここは淡水。湖面には沢山の水草が浮いていた。そして無数の鳥たち。
湿地帯のようなここは魚がたくさん集まるんだろう。葦が風に揺れる。





■宮崎県宮崎市 日南海岸のどこか


太平洋から日が昇りそうだ。早起きすると いつも月が寝ないで起きている。
上弦の月を見上げ海風に吹かれる。
フェニックスの葉っぱがサワサワ揺れた。今日もいい天気。一日がんばれる^^





■三重県伊勢市朝熊町 天空のポスト


伊勢湾 太平洋を見渡せる朝熊山頂駐車場に天空のポストなるものがある。
ここから手紙を出せば愛の願いが叶う・・・という。ほんとかな?(笑)
今ではこのタイプの赤いポストも珍しくなった。
真っ青な空に赤のポスト。きっと風が運んでくれるに違いない。恋人の聖地だそうです。





■徳島県三好市池田町  祖谷渓の小便小僧岩


急峻な谷のカーブを気をつけながら走ると。そこには何故か小便小僧。
100m以上の高さから下に向かっておしっこする。僕なら縮む(笑)
道路のすぐ横にあるので 若い女性が覗き込んでいた。。。。谷を^^







■熊本県葦北郡津名木町 水俣湾で休憩


海を見ながら木陰でお弁当を食べる。いつでもチェアーは車に準備している。
ゆっくり静かな何もない海を眺める。いつの間にかうたた寝していた。
チャプチャプと小さな波の音。平和な海は目の前にある。
こんな美しい海が昔は水俣病で揺れた。忘れないようにしなくてはならない公害は。





■福岡県久留米市 筑後川の夕陽


風ひとつない川面を冬の使者「カモ」が滑るように泳いでいる。
秋の夕日はつるべ落としだ。あっという間に沈んでいった。
鉄橋を渡る電車の音が聞こえる。夕暮れはなんとなく いつも寂しい。






■奈良県天理市 天理大学そばの紅葉道


天理市はイチョウが多い。落ち葉を自転車で踏みながら散歩する。
オレンジ まだミドリ 黄色 歩道はジグソーパズルのように枯れ葉で埋もれている。
知らない町で自転車をおろし なんの目的もなくサイクリングするのもいい。
秋の午後 少し冷たい風が顔をなでていった^^

旅ゆけば 感動の風景に遭遇する


仕事柄 いろんなとこに旅をする
格段有名でなくても 光や季節によって特上の景色に変わる
「ここからの朝日は最高だろうな・・・」
そう思えば 朝までその場に野宿だってすることがある


何気ない景色の中に 心に残る風景が存在する
一人旅も二人旅も また楽し
いつでも心を開いて感動のシャッターチャンスを狙っている
「あっ いいじゃん!」
アイフォンだからこそ すぐさま思いついたら撮れる
僕が見た感動の景色 みんなに届けばいいな^^




2017年・・・心に残る風景 ベスト10


①北九州市行橋 曽根干潟  朝焼けと星のランデブー


ダークブルーの空が茜色に変わってゆく
三日月と星はやがてグラデーションの波に押され静かに消えてゆく
静かな干潟に生き物が動き出す
朝の始まりはどこまでも静かだった




②鹿児島県伊佐市 曽木の滝


霧島連山から溶岩台地を削り 圧倒的な量の水の迫力が目の前に見える
砕け流れ落ちる水は雪のように白く 轟音を轟かせる
長い時間が作り出した造形の美しさに しばらく見入った
こんなとこに こんな景色があるなんて・・・





③大分県大分市 佐賀関の黒ケ浜


豊後水道をはさみ遠くに四国が見える浜を波の音が包む
朝日に誘い出されるかのように 海面にボラが何匹も跳ねる
姉妹岩の上に鳶が羽を休めてる
規則正しい波の音がいいBGMのようだった




④山梨県南巨摩郡 本栖湖からの富士山


風が湖面に波を作る。
全くの無風の時しか「逆さ富士」は見ることが出来ない。
このあと さざ波が逆さまの景色を消した。それから10分待ったが全く見えなかった。
ちょっとしたタイミング。旅には偶然のラッキーが感動となることが多い^^




⑤ 京都府与謝郡伊根町  伊根の舟屋


船倉を一階に携えたマッチ箱のような伊根の舟屋が並ぶ。
碧い海と雪のコントラストに思わず演歌を口ずさみたくなった。
♪お酒は温めの燗がいい~。。。肴は炙ったイカでいい~・・♪
海の小京都といわれる小さな漁村は 冬の若狭の海でひっそり佇んでいた。






⑥滋賀県高島市マキノ町  メタセコイヤの並木道


まっすぐ伸びた道の脇にメタセコイヤの雪の華が どこまでも続く。
時折覗く雪雲からの青空が 雪の華をキラキラ輝かせる。
シンプルな色の景色と規則正しい並木道のトンネルに 思わずロマンチックな気分に。






⑦三重県度会郡南伊勢町 五ヶ所湾の夜明け


深夜に猛烈な台風が岬の旅館を揺らした。
静かになった朝方 海に面した窓をあけ下を見ると
太平洋からの波のうねりが岩に白く砕けていた。
空には 三日月に金星がピアスのように輝いている。
この広い空間 窓の外は青の世界が広がっていた。






⑧ 福岡県八女郡広川町 大原のイチョウ


ここはある農家のおじいさんの畑
亡くなった妻が好きだったイチョウを植え始めたら あまりの美しさに有名になりだした
無料で誰もが入れ おのおの写真を撮っている。
愛がつまった ただの畑のイチョウは秋の太陽に照らされ輝いていた。





⑨福岡県朝倉市杷木町 平成ビューホテルからの筑後川


筑後平野に日が沈む。銀色の龍のような筑後川が空を映し出す。
刻一刻と空の色が変化してゆく。
小高い丘にある温泉から ポツポツの灯る町の灯りを数えた。
一日の終わりは湯に浸る^^





⑩熊本県葦北郡芦北町 不知火海の向うに天草


夏の日差しの中 海沿いの田舎道を走る。
青い空 青い山 青い海 ブルーワールドだ。
名も無き海沿いの道路 暑い中 日陰を探しながら あてもなく走った。
何処にでもある風景かも知れないが 僕の夏にぴったりの一枚になった。




いかがでしたでしょうか?
2017年の心の風景
今でも その時の温度 風 匂い 音がこの写真を見ると思い出す。
さて 来年はどこに行くのかな?
どんな景色に巡り会えるのかな?
アイフォン片手に僕はまた車を走らせる^^